The Catcher in the Rye

日記ブログです。気が向いたら読んでいってください。

完璧主義が最悪な理由

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仕事でも勉強でも家事でも恋愛でも何らかのタスクがあって、それを完成させるのに一番邪魔になるのは何か? それは結論から言います。完璧主義なんだよね。

 

例えば英語の勉強で英単語を覚えるとき、どうするか? 完璧に前から1ページずつ読んで覚えていく人いるじゃん。これが最悪なんですよ。完璧主義で。

 

なんでかというと、完璧にしないと思うと、やる気が失われるのだよね。「もう、やりたくない。やってらんない」みたいな。

 

じゃあ、どうするとかというと、良い加減でいいから、最初から最後まで単語をざっと覚える。一回、読むぐらいで良い。book=本、とか、こういう感じでざっと全体を読み切る。

 

それを何回も繰り返す。1回目はうろ覚え。10回読めば、かなり覚える。

 

なんでも同じ。完璧は最初は、どうでもいいから、「とりあえず一回終わらす」。これが全てのコツ。

 

下の漫画家さんの動画を見て欲しい。

 

youtu.be

 

漫画の人も、漫画を描くコツは、とりあえず、どんなに低レベルでもいいから完成させる、って言ってるじゃんね。そっから、描き直していく。ともかく完成させないと意味ないんだよね。なんでも。良いも悪いも、やり切らないと始まらないんだよね。多くの場合。

 

何度も言うけど、いきなり、完璧にしようとすると、まったくタスク(仕事)が動かないんだよね。精神的なプレッシャーもかかるし、とにかく体が動かない。それが最悪なんだよ。

 

昔、小説家の村上春樹さんのエッセイ読んだのだけど、とにかく、村上さんも、小説をまず最後まで書き切る。無茶苦茶で良いから。それで、100回とか書き直すんだって。出版の世界で校正するっていうじゃん。校正を100回くらいして完成原稿にする。だけど、これを1回目で完成原稿にしようとすると多分、書けないんだよね。

 

とにかく、なんでも不恰好でいいから最後までやってみることが大事だよね。婚活女子とかもそうじゃん。完璧な男としか恋愛しないでしょ。結果、ずっと独身。違うんだよね、多少不満があっても付き合わないと、何も理解できない。そんな感じ。

 

ともかく完璧主義は本当に最悪という話でした。■