マネー現代に芥川賞作家・遠野遥さんのインタビューが掲載されており、そこに、彼の小説の書き方が余すところなく解説されていた。
それをもとに、どのようにプロ作家が小説を作っているのかを分析したい。
まず記事中の遠野さんの執筆方法を抜粋したい。
遠野:小説を書き始める前の初期の段階では、ブレインストーミング的に思いついたキーワードを書き出したり、それらキーワードの関係性を考えてテーマを決めていったり、といったようなアイデア出しをやることもあります。
それからプロットを作ります。私の場合、プロットは実際に書きあがった小説本文とおなじくらいの分量になることが多いです。プロットが固まってからでないと、書き始めるということはありません。
芥川賞をいただいたのがデビュー2作目なので「早いね」「順調だね」と言ってくれる方もいますが、もともと私は『改良』で文藝賞を受賞して作家デビューする以前に、新人文学賞へは6作品応募して、落選しているんです。最後まで書かずに没にした原稿はもっとあります。
落選の度に、どこが悪かったのかを反省して、次の作品に取り入れるようにしてきました。書いたものがいきなり評価されるような、ものすごい才能のある方もいると思いますが、私はそうしたタイプではなく、どちらかというと地道な努力型だと思っています。
つまり遠野さんの執筆方法は以下である。
- ブレインストーミング(アイデアを出して、大まかな話を作る)を行う。
- 綿密なプロット(話の粗筋、キャラクターの設定)を作る。
- 本文をパソコンで書く。
- 完了。
と言う感じである。つまり段階を追って小説を作っていく感じである。何を書きたいか考え、そして、全体のストーリーを作り、そして、その上で、物語を書く。
つまり、いきなり書き始めず、綿密な準備をしてから書くというわけだ。最後にパソコンのワープロソフトで書いてる。手書きじゃないんだよね。以下は執筆にお勧めのPCです。
windows派ならサーフェスがおすすめです。執筆に使えるワードソフトも標準装備です。
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人気のマックもいいです。軽いので持ち運びが容易です。スターバックスでオシャレに小説を書きませんか?
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あとは賞に応募しまくるという感じだそうです。以下のサイト等で調べて、あとはどんどん応募するだけです。
これで、あなたも未来の芥川賞作家かも・・・・しれない。 ■