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スマートフラッシュに掲載されいてた、市議選に街宣車・演説ゼロで当選した無名新人女性に関するニュースがあって、これは凄いな、と思った。
つくば市議選で無名女性候補が「街宣車も演説もゼロ」で3位当選…“さすが東大卒”の秘策があった
「まさか、ここまで得票できるとは思っていませんでした。私には組織票もありませんし、従来型の選挙運動は一切しませんでしたから。まったく票読みができず、ふたを開けてみないと分からない状況でした」
そう語るのは、10月25日に行われた茨城県つくば市の市議会議員選挙で4218票を獲得し、3位で当選した無所属新人の川久保皆実(みなみ)さん(34)。川久保さんは弁護士でもあり、企業の社長も務め、さらに1歳と3歳の子供がいる育児ママでもある。
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さらに川久保さんは、“従来型のドブ板選挙” を否定し、挑戦の基本方針として、以下の3つを示した。
(A)仕事と育児を犠牲にしない
(B)他人のお金に頼らない
(C)既存のやり方に囚われない
後援会は組織せず、街頭演説や街宣車でのPR活動は行わない。「政策・方針に共感いただける方々に、個々に応援してもらえればそれでいい」と割り切ったのだ。なぜ、あえて “茨の道” を歩んだのか。
「選挙運動のやり方自体を変えたかったんです。『従来型の選挙運動が、本当に投票行動に繋がるのか』とずっと疑問に思っていて、私が全然違うやり方で当選できれば、選挙運動の概念が変わるかもと。
自分自身、街頭演説や街宣車の声はこれまで聞く気になりませんでしたし、票を入れたいと思ったこともなかった。『今までと違ったやり方でどれくらい得票できるか、実験してみよう』という思いもありました」
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これは凄いなと思ったんだよね。当選した川久保さんがまず東大卒の弁護士という超エリートなんだけど、そこはともかく、凄いなと感じたのは、彼女の選挙戦術だよね。
記事によると、まず選挙の3ヶ月前に立候補を決定している。かなりの突貫工事で、これも、まあ凄い。
次に、選挙で街宣車、選挙演説はゼロ。つまり、ほとんどお金をかけないで当選している。
彼女の戦術は、タスキをかけてゴミを拾いしたこと、と、ネットのSNSを通してアピールを行っただけなんだよね。事実上、ネットを使った空中戦のみで当選している。以下は川久保さんのツイッター。
これは本当面白いな、と思う。
これからの選挙はネットベースで自分の思想をアピールして、リアルではゴミ拾いとか顔見せ程度で十分、当選できるということなのかな、と思うんだよね。
まあ、東大卒弁護士という信頼性みたいなのも大きいけどね。しかも美人だし。
だけど、これは、議員目指したい人とか参考にできると思う。街宣車も演説も必要ないんです。
そう、令和ならね(意味不明)。■