自民党がハンコ制度を継続するか否かで揺れているというニュースを読んだ。
ハンコ業界は生き残りに必死だから業界団体で自民の政治家にロビー活動をして生き残りをかけているわけだよね。多分、お金も献金しているんだろう。これは、どこの業界でも多分していて、だから与党は儲かる、そういう図式ができている。権力がある場所に、お金が集まると。
その上で、以下のツイートを見て欲しい。
右がハンコ議連会長で左がIT担当大臣です pic.twitter.com/0D5ZwJcRpk
— アルフレッド・イズハル (@macross0718) 2020年6月25日
この方は自民の議員で竹本さんというらしい。それで竹本さんはハンコ議連会長でかつIT担当大臣。えーーーーー?!、って思っちゃう。
なんで、こういうことが発生するかというと、自民党って、当選回数で大臣を決める。つまり大臣のポジションは論功行賞で党に貢献したことを労(ねぎら)う意味で配置している。
この方式が死ぬほど時代に合ってない。昔は、それほど大臣に専門性が必要なかったから、それでも良かったし、実務は官僚に投げるだけだった。だけど、今は大臣に専門性がないと回ってかないんだよね。
政治は実際、権力闘争でもあるから、そういう論功行賞的な人事も必要悪なんだろうけど、それは党内の幹事長とかポジション作れば良いと思うんだよね。
国会(立法府)から総理が選ばれて内閣(行政)の長になるわけじゃん。そこで総理大臣が大臣を選ぶときに、そこは実務の能力で選べば良いんだと思うんだよね。今の時代は。大臣職がご褒美とか、勘弁してくれ、って思っちゃう。
だから、自民も総理も、当選回数ではなく、能力で大臣選んでください、って思います。■