大ヒット・漫画「鬼滅の刃」が何故ヒットしたのか? それを分析したい。
まず物語の構造を分析したい。
- 主人公の男子がいる。
- 超強い吸血鬼に家族を惨殺される。
- 主人公はその吸血鬼に、家族の復讐をするため、生き残った妹と共に冒険に出かける。
- 冒険の途中で吸血鬼に対抗できる特殊な技を身につける。
- そして、最終的に、吸血鬼を倒す。
- めでたし、めでたし。
このパターンって少年ジャンプでよくあるパターンだよね。
ドラゴンボールもそうだよね。違うか。あれはドラゴンボールを探しにいく話か。
でも、亀仙人に出会って、特殊な技を覚えて、強敵を倒す、までは似てるよね。
家族が殺されるパターンが珍しくて受けたのかな? みんな共感できるもんね。可哀想だな、苦しいな、みたいに。
主人公も正義感が強い王道だよね。敵の吸血も王道の嫌な奴。
時代背景を大正時代にしたのが面白かったのかな。
でも、まず家族が殺されたのが良かったのかもね。強烈じゃん。主人公が、どうして、吸血鬼を倒したいのか? が良く読者は分かるじゃんね。単純明快であればあるほど、いいんだよね。少年漫画だし。
特殊な技を覚えて悪を倒すパターンにしても、水の呼吸とか、雷の呼吸とか、呼吸で技が使えるってのも面白かったような気もする。
イオンに買い物いったとき、店内に中学生ぐらいの女の子がいて、友達と「水の呼吸!」とかやってて、キャッチーなんだな、って思ったんだよね。分かりやすさ? っていうんですか?
ジャンプでやるような物語は、へんにこねくり回さない方が人気になるんだな、と思う。王道でいいんだよね。
道のど真ん中を行く。
その辺が人気の理由かな、って思う。ど真ん中に投げ込んだのが、時代に受ける感じだった、っていう。
どうだろうかね。■