The Catcher in the Rye

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日本が圧倒的に低賃金で劣悪な労働環境な理由

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 日本の給料が先進国の中でアホみたいに低いというニュースを見た。

 

blog.livedoor.jp

 

給料が低いだけじゃなくて、労働環境も悪いんだよね。パワハラ、セクハラが横行し、サービス残業がって、世界最悪の労働環境と言って良いと思う。

 

事実、フィリピンやらタイからきた労働者が耐えられず逃げ出している。それほど、日本の労働環境は酷い感じなのだ。

 

だけど、じゃあ、なんで日本は、こう給料が低くて、労働環境が酷いのか? と。

 

単純に、日本は終身雇用制度があるから、なんだよね。

 

終身雇用があると、正社員を解雇できないから、極限まで給料が下がる。企業としては不況の時期に解雇できないから、そうせざるをえない。

 

また、人員の調整ができないから、劣悪な労働環境になっちゃうんだよね、少ない人数で無理に作業しないと仕事が回らないんだよね。終身雇用があると。

 

さらに、正社員を首にできないから、調整弁として、生活ができないほど給料が低い非正規雇用が大量に生み出される。

 

それが、今の日本の少子化の最大の原因だよね。

 

他の先進国には終身雇用も年功序列もない。日本だって、戦後の混乱期は、終身雇用なかった。戦後でゴタゴタしてたから、だから、奇跡の高度経済成長ができたんだよね。

 

一見、安全に見える終身雇用制度の結果、日本はどんどん劣悪な労働環境になって、貧乏になってる。

 

いつ我々がそれに気が付けるか? なのだ。ここを変えられないと、どん底まで落ちて行きますよ日本は。絶対に。

 

トヨタが潰れ、日産が潰れ、街に餓死者が溢れるよ。終身雇用を続ける限り。時間の問題だよ。■