最近、小泉進次郎さんと滝川クリステルさんが結婚したニュースをみて、お似合いのカップルでカッコいいなって思った。
思ったんだけど、小泉進次郎さんが、よく、日本は競争が足りない、って言っている報道を目にする。確かに、日本は規制や利権が多くて、公平な競争環境がないって確かに思うんだよね。
それで特にひどいのが政界。小泉さん、戦前からの世襲で4代目とかでしょ。安倍総理もそうじゃんね、麻生さんもそう、自民党なんて、ほぼ100パー世襲。民進党もそうでしょ。鳩山さんとか。
つまり、日本の政治って世襲ばっかで、まったく公平な競争環境が無いんだよね。どういう構造かというと、まず供託金制度。
日本って政治家に立候補するのに、300万の供託金が必要じゃんね。300万。こうなると一般人は立候補できない。つまり事実上、日本人は被選挙権が剥奪されてる。既存の政治家は政党交付金やら馬鹿高い給料があるから、300万なんか庶民でいう30円くらいだからね
まず供託金を高額に設定して、一般人が立候補できない状況にしている。ちなみに欧米は供託金はない。あっても1万円くらいですわね。
次に、小泉進次郎さんでいうと、毎回、神奈川の選挙区からでるわけじゃん。地元民と癒着するわね。長年、便宜をはかったり。欧米だと、こういうの良く無いから同一選挙区から立候補できない。
こういう仕組みがあって自民の世襲が続くんだよね。
だから一般人が政治家になる方法って一つしかないんだよね。地方選挙にでるしかない。N国党の立花さんがこのパターン。地方選って供託金が50万とか、ゼロとかなんだよね。50万なら出せない額でも無いじゃん。
そっから地方議員になって高い歳費もらって、貯金して、知名度あげて、這い上がっていく。これしかないんだよね。日本の場合。
テレビや新聞は、自民党の支配下にあるんだよね。日本は記者クラブとか電通があるし。使えるのはネット、ユーチューブ、ツイッター、その辺なんだよね。だから、なかなか一般の人が政治家になるっていうのは日本では至難の技ですよね。
はっきり言って、自由選挙が無い状況なんですよ日本って。だから世襲が多い。ロシアや中国と、あんま変わらない。だから、長年、自民が与党で世襲で、みたいな感じな訳ですよ。
だけど、自民党総裁になると言われている小泉さんは日本に競争が足りない、っていう。だったら、当然、供託金制度を廃止したり、同一選挙区から立候補できないようにしたり、テレビ局と自民の癒着をなくしてしてくれると思うんだよね。
政治が利権とコネの世襲ばっかじゃ、公平な競争環境なんてできないからね。期待しております。■