ネットフリックスで「全裸監督」というドラマを見たのだけれど、面白かった。
映画の内容は、アダルトビデオの監督、村西とおるさんの自伝的映画。村西さんは初め普通のサラリーマンをしているのだけど、会社が倒産しちゃって、そこから妻子を養うため、エロ本を作る仕事をはじめて、上手いこといって成功する。
成功するのだけど、裏で、モザイク無しのエロ本も販売をしていて、結局、猥褻罪で逮捕される。
しばらく刑務所入って、出所して出てくるとアダルト業界はビデオ時代になっていて、エロビデオの世界に踏み込むのだが、、、という感じ。
いろいろ印象的なシーンがあったけど、一番印象に残ったのは、主人公がモザイクをつけないでエロ本を売っているのがばれてわいせつ罪で逮捕されるシーン。「人のありのままの姿をとって猥褻なんですか?」山田孝之演じる村西さんは刑事にそう言う。
例えば、欧米ではエロ動画やエロ本にモザイクが、かかっておらず修正を入れないで販売する。日本は猥褻だから、モザイクつけて販売しないと違法になる。
最近、愛知トリエンナーレの展示物が、けしからん、って事で展示中止になった事件があって、国が検閲いれていくスタイルは、ほんと嫌いなんだよね。表現の自由がどうとかって話だよね。
結局、猥褻か猥褻じゃないか、展示物がダメかダメじゃないか、なんか見る人が勝手に判断すればいいと思うんだよね。
自分の価値観をどっかの誰かに決められたくないって思いました。■
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