日本経済が、ずーーーーーーっと下向きで、少子化で、という原因は、小泉・竹中時代の派遣労働解禁に行き着くのではなかろうか? と思うようになった。
まず、派遣労働解禁がなぜ行われたのか?
日本って正社員が欧米のように解雇できない終身雇用制度があるため、人員の調整弁として、多数の非正規雇用労働者が必要となる。
だから、小泉・竹中時代に、派遣労働を解禁し、非正規労働者を増やした。
確かに筋が通ってるんだよね。終身雇用制度を維持したいなら、簡単に首の切れる非正規労働者が絶対的に必要になってしまう。当時の野党、今の野党勢力にしたって、例えば民進党系や共産党、社民党、あたりは、絶対に終身雇用は維持しろ! というスタンス。
そうなると、派遣労働を解禁して非正規労働者を増やさないと、会社が回らなくなってしまう。
だけれども、その結果、何が起こったのか? 多数の非正規労働者が誕生し、結婚できない若者が増加し、少子化になった。また、多くの人間の購買力が減って不況になった。
そういうことなんだよね。だから、結果だけみると失敗だった。
じゃあ、どうすれば良かったのか? あるいは今からどうすべきなのか?
まず派遣を禁止にする。そうしないと貧乏人ばっかになって経済も人口も死んだままになる。でも、そうすると非正規労働者という調整弁がなくなり日本企業が回らなくなる。
そこで、正社員を欧米のように解雇を可能にする。その代わり、中途採用が多くなるように面接の際の、年齢制限を禁止したりして、雇用の流動化を促す。
これしかないんだよね。経済を立て直すなら、少子化を解消したいなら。そこを目をつぶって、正社員の解雇規制を撤廃しないで、ズルズルきてるから、どんどん経済が悪くなり続ける。
それだけの事なんだよね。終身雇用を維持するのは痛みを弱い人に押し付けるだけなんだよね。
終身雇用を配して、痛みをシェアしないと、どうにもなんない。そう思います。■
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