ネットでカネカという化学系の企業の強制転勤の話が話題になっている。
概要としては、育休を取ったカネカの社員が育休開けに、関東から関西に飛ばされた、というものだ。加えて、家もローン買ってたと。
まあ、これ、いろいろ言われてるけど、日本企業の「あるある」だよね。たいてい、家買うか、子供ができるか、のタイミングで飛ばされるじゃんね。知り合いでも、ほんと、泣いてる人、いるからね。
これって、根本的な原因は、終身雇用なんだよね。日本企業は、労働法で社員を解雇できない、だから、人員調整ができないから、転勤とか長時間労働で調整するんだよね。
これが、欧米のような終身雇用のない会社だと、例えば関西で人がいるなら関西で中途採用するっていう形になるだけの話なんだよね。
だから、終身雇用がある限り、転勤させられちゃうんだよね。どうしても。だから、転勤が嫌なら、看護師さんとか医者とか、プログラマでもいいけど、そういう専門職につくしかないんだよね。転勤って言われたら、スキルがあれば辞めればいいもんね。
でも、このカネカの社員の方は、転勤は受け入れらないって考えて退職したんだよね。奥さんも稼いでるみたいだし、今は景気も良いし関東で仕事探すってことなんだろうね。
なんにせよ、終身雇用がある限り、強制転勤は付きまとうんだよね。
だから、もういろいろ、ひっくるめて考えて日本の今の状況に終身雇用があってないんだよね。経団連も見直そうとはしてるようだけど、まあ、腰が重い組織だから、あと100年はなんも変わらないと思うんだよね。実際。
例えば電通とか、朝日新聞とか、読売放送とか、ソニーとか、これぐらい大きな企業が倒産でもすれば、ヤバイな雰囲気にはなると思は思うけど、良きにつけ悪きにつけ、なかなか潰れないからね。
まあ、そんな感じだよね。でも、この退職を選んだという選択をした夫婦の勇気には、敬意を表したい。なかなか、できないよね。
ほんとね、いつまでFAXって使ってるんですかね、この国は。。。。■