経団連会長が、終身雇用を継続するのは難しい、できれば変えていきたい、というような見解を示した、というニュースを聞いた。
ふーーーーーーむ、、、、である。そこで、である。もし日本が終身雇用を廃止したら起こるであろう事を予想したい。
1)女性の給料が上がって男性レベルになるっ!
まず、これだね。終身雇用制度だと女性は給料が低くなる傾向があるけど、それがなくなれば欧米みたいになるわけで、女性の給料が跳ね上がる。フェミニストや女性にとっては朗報じゃないかな。
ほぼ完全に男性レベルに女性が稼げるようになるから、結婚しないでも女性が生きていけるようになるだろうし、離婚も容易にできるだろうし、良い事づくめであろう。
逆に男性にとっては、嫁を大事にしないと簡単に離婚される時代になる。それにともなって女性の政治家やらも増えていくと思う。
2)日本人の労働者の給料が全体的に上がる
終身雇用じゃない、つまり解雇が当たり前になると、必然的に中途採用が中心になる。そうなってくると、企業は人材を引き留めるため、あるいは優秀な人を採用するために、給料を上げる。
3)転勤と長時間労働が無くなる。休みが増える。
転勤が無くなる。社員に転勤を命じたら辞められてしまうから、転勤がなくなる。長時間労働も同様。休みも増える。
簡単に言えば今の欧米の労働環境に近づく。
4)首が普通になる
終身雇用がなくなると、女性の給料が上がり、女性差別が無くなり、労働環境が良くなる、その反面、頻繁に解雇される世の中になる。
そうなってくると、より実際的に使えるスキルが大事になってくるんじゃ無いかって思う。
5)年功序列がなくなる
実力主義になるから、年齢が高いから偉いとか給料が良いという時代じゃなくなる。若くて高給取りも普通になるし、中高年で貧乏も普通になる。
つまり年齢と給料の間に関連が無くなる。
6)子供が増加する
年功序列が無くなるから、若い人の給料が全体的に上がる。そうなると、日本の場合、低所得だから子供が諦める人が多いけど、それが無くなるから子供が増える。
7)自殺が減る
最後に、これだね。終身雇用が廃止されるということは、やり直しができるようになる。新卒で失敗しても、努力してスキルをつければ、やり直せる。
日本は自殺が多い国だけど、その原因見てると、結局、貧困だからね。一回、非正規になったら這い上がれないってなると、人はやっぱ自殺しちゃう。
★★★
結局、メリット、デメリットがある。
だけど終身雇用を廃止すると、簡単にクビになるから酷いことになるっていうけど、欧米には終身雇用ないけど、日本よりは仕事しやすいわけじゃんね。
だから、そんな恐れることは無いよとは思う。特に低所得層にとってはメリットが多いと思う。日本の場合は。
おそらく困るのは高所得層だと思う。大企業とか公務員で、いるだけで、稼げる立場にいる人たちだよね。男女問わずね。そういう人たちは既得権を失うからね。
令和の時代、どうなるんですかね? ■