インフレを起こそうと、日本政府や日本銀行は頑張って、せっせと、お札を印刷している昨今であるけれど、ぜんぜんインフレになんない。それどころか、物価は下がり続けるデフレ。
日銀は、デフレの原因は、スマホの通信量が高いから、とか分析していたけれど、もし本気で、この分析結果なら、日銀職員は、もう脳みそ腐っているとしか思えない。スマホの通信料なんか、なんの関係も無い。
じゃあ、何が日本のデフレの原因なのか?
いろんな原因が複合しているのだけれど、やっぱ、どう考えたって、雇用の流動性が原因としては一番。
どんなに日銀が札を刷ろうが、雇用の流動性が無い限り、インフレになんない。
だってさ、雇用の流動性が無いっていうことはだよ、転職がないのだから、労働市場で人の移動が起きない、結果、給与水準が上がらない。会社サイドにしたって、低い給料でも人が出ていかないのだから、給料を上げるインセンティブが働かない。
絶対的に、雇用の流動性が無い限り、インフレなんか起きるわけがない。
雇用の流動性が無い原因は、新卒一括採用であり、年功序列じゃんね。そこを突き崩せない限り、日本はずっと低迷を続ける。
これは、絶対に絶対。ここにメスをいれれない限り、
日本経済は、どーーにもなんないのだ。■