経済評論家・勝間和代さんのブログ記事が興味深かった。
どういう記事かというと、男らしさ、とは、達成と逸脱にある、という内容。
つまり、男性は、勝つこと社会から求められるわけじゃんね。経済力だよね。
でも、誰もが勝てるわけじゃないじゃんね。勝負の世界だから。
じゃあ、負けた男は、どうするかっていうと、逸脱、ようはグレるわけですよね。
拗ねるというか、暴力的になってみたりとか、そうやって男として、自分を維持するんだよね、と。
で、勝間さんは、逸脱、つまり暴力的になるとか、くだらねーから止めろよ、男さん、と言うわけですわな。
まあ、正論ですよ。
日本社会だと、男は強くあれ!!! 社会で勝って、経済的勝利を収め、妻子を養ってこそ男性だ!! という規定があるわけじゃんね。
専業主婦はOKだけど、主夫はダメとかね。
フリーターの女はOKだけど、フリーターの男はアウトみたいな。
とにかく、男性は経済的に負けたら、社会的に終わり、みたいな感じがある。
そういう社会において、じゃあ、負けた男性はどうすれば良いのか? ってことだよね。社会からは、経済的勝利を期待され、それが達成できなかった男性は、である。
ぐれる、ことも勝間さんはアウトっていうわけじゃんね。じゃあ、どうすりゃいいのよ、という話になってくる。
難しいよ。とにかく経済力のない男性は許されない的な部分があるからね。
結婚とか恋愛にしたって、経済力のない女性は結婚できても、経済力のない男性はできない、とか明確にあるからね。
男性の自殺が日本は多いけど、経済力のない男性が自殺してるって所だと思うんだよね。社会に居場所がない、じゃあ、死ぬか、みたいな。
経済戦争に負けました、社会に居場所が無い、いじけるのもウザいから止めろ、自殺も迷惑だから止めろ、と、困ったもんですよね。八方塞がり。
勝間さん的な意見でいうなら、大人しく社会の片隅で、ひっそり生きてろ、って事なんだと思うんだよね。結局。男性には、女性のように結婚とか非正規で良い、みたいな逃げ場が無いから。
まあ、それは、それで、一つの解では、あるのだけれども、結局、お金稼げないと、男には居場所が無いわけでしょ、社会に、だったら、男に生まれちゃったら、死ぬまで競争するしかないんですよ。
ゆるくでも達成を目指して生きて行くしかないんだと思うんだよね。。。。
ゆるく、この辺がポイントだと思うのだ。
どうであろうか?■