経団連会長が個人の見解と断った上で、就活ルールを廃止してはどうか? という提案をしたニュースが興味深かった。
そもそも、普通に考えると、まだ大学の卒業が確定していない学生が就職活動をするという状況こそが、おかしいわけで、大学を卒業した人の中から、採用していけば良いのでは無いか と私なんかは思うのだけれど、とにかく早く学生を確保したいという思惑が日系企業には存在しているんだろう、と思う。
しかし、この日本企業の閉鎖的な、横並び主義は何なんだろう? と思う。横並び、というなら、世界の標準的な採用方法にすれば良いのに、と思うのだ。
海外の企業のように、中途採用を中心に据えて、年功序列を廃止し、採用における時に年齢ではなく、スキルや経験によって採用すると言う方針にすれば良いのではないか、と思う。
今の終身雇用、新卒一括作用であると、海外の大学に行ってる優秀な日本人や、海外の人材も採用できないし、どうみても日本企業はジリ貧ではないか。
まだある、終身雇用や年功序列があれば、当然、妊娠や出産のある女性は仕事ができない、ということになってきてしまう、つまり終身雇用や年功序列のシステムをひくかぎり、いつまでたっても、日本企業の、男尊女卑傾向は無くならない。
また、終身雇用があれば、転勤制度も無くせないので、共働きの昨今、少子化が進行し、結果、日本企業の売り上げも下がって行くし、不況の時期だと、ロストジェネレーションのように、1世代まるまる非正規雇用化して、さらに、少子化や生活保護が増える。
もう、ほとんど、タコが自分の足を食べて飢えをしのいでいる、という状況ではないか?
ほんと、なんで、こんなことぐらい、変えられないんだろうか。。。
変わら無い方が、大変なわけじゃん。。。■