最近、人がいない人がいない、と日本企業が嘆いている。
そりゃそーだよね。日本は新卒一括採用をしているけれども、若い人が減っているわけで、そりゃ足らないよ、ってなる。
ようは企業サイドが新卒にこだわるから、人がいない、という結果がアウトプットされるわけだ。
だから、単純な話、企業は新卒一括採用を廃止して、通年採用にし中途採用で人を採用するという形式に変えればいいのだ。
例えば、現状で、機械部品の会社があり経理の社員が欲しいとする。
だったら、リクナビだがハロワで経理社員を募集すれば良いのだ。
世の中には経理知識を持った人、あるいは現状で持っていなくても、やりたい、という気持ちがある人はいるだろうって思うのだ。
そういう人を採用する。
例えば大企業なら、強気に税理士免許を持っておる人が欲しい、と募集をかけて、きっちり高い年棒を示せば、人を採用できるんじゃないか? と思う。
その際に重要なんは、年齢や性別は無視して、現状のスキルだけで判断していくって事だろうと思う。
年齢性別でカットしていったら、パイや分母が減ってしまうわけじゃんね。
新卒にこだわっていて、パイが少ないから、人おらんーーーって、なっちゃう訳で、同じ轍を踏んでしまう。
日本全体が、こんな感じになれば、合わない会社だったら従業員は勝手に辞職していくだろうし、お互いにとって良いと思うのだ。
それで、こういうシステムにするなら、年功序列はやめるしかない。社内で年齢に関係なく、できる人が上に行き、そうじゃない人は下に行く、という柔軟な制度設計が必要になる。
また採用も、職種別にする必要もある。人事なら人事、法務なら法務、技術者なら技術者みたいに。
職務範囲を明確にし、分業化するわけだ。
織田信長が戦国時代を制した理由は分業化にある。信長以前は、戦争のたびに農民を武装させ戦争していた。
でも信長は、軍隊を作った。農民は農業に集中し、戦争は常備軍を作り軍人に任せる。
完全なる分業体制を確立し、他を圧倒した。
それほどに分業というのは目的達成のために効率が良いシステムなのだ。
分業、年齢性別に関係ないスキルのみでの採用、これが人を採用するコツだって思うのだけど、どうであろうか?⬛️