The Catcher in the Rye

日記ブログです。気が向いたら読んでいってください。

伝統は、進化を止める。

相撲関係のニュースで興味深い事件があった。

 

4月4日に行われた、相撲巡業のおり、土俵上で行われた京都府舞鶴市の市長が挨拶中に体調を崩し倒れ、救命あたった女性の医師や看護師に対し、土俵から降りるようにアナウンスがあった、というものだ。

 

土俵は神聖であり、女性が上がることは禁忌とされている。こういう昔から延々と続く伝統や宗教には、男尊女卑の側面が往々にして散見される。

 

こういう伝統が、やっかいなのは、科学的理由や合理的理由が無い、という所だ。

そういう伝統だから、そうしろ、とか神様がそう言っているんだから、そうすべき、という不合理の塊なのだ。

 

宗教や伝統は大切というが、神様など所詮、人間が作ったファンタジーにすぎない。ドラゴンボールポケモンといったアニメーション漫画と、そう大きな差は無い。

 

そこを、コスプレ的に楽しむ分には、良いけれど、ガチンコで信じて宗教や伝統を運用すると、とんでもないことになってしまう。

 

大事なのは、ファンタジーはファンタジーと認識し、楽しまなくちゃいけないってこと。所詮、漫画は漫画だし、作り話は作り話なのだ。

 

天皇系の男系で万世一系にしたって、どんな宗教にしたって、ファンタジーでしかない。それを、真実として運用してしまうと、現実とファンタジーの間で、齟齬が生じ、今回みたいな悲惨な事件になってしまう。

 

宗教や伝統は、過去に作られた寓話で、そこを守ろうとすると時代にあった新しい価値観を現実世界に適用できなく、なってしまう。

 

前に進みたいなら、過去の常識を捨てるしかない、と思う。

 

大事なのは、いつだって過去でも未来でも無く、「今」だ。■