ネカフェ難民という言葉がある。
これは、ようは24時間営業の漫画喫茶に寝泊まりしている人たちのことでさ、
彼ら彼女らは、漫画喫茶にしか泊まれないほど、酷い状況なんだよね。
で、この事実が何を指すかというと、日本には住居がないほどの超ド級の貧困層が多くいるってことだよ。
そう考えれば、昨今の少子化の流れもよく理解できるんだよね。だって、結婚して子供いて生活して行くとなると、まとまったお金がいる訳で、貧困層じゃ、結婚もできんし、子供も持てないからね。
で、人が生活して行くには何が必要か? まあ衣食住なわけじゃんかね。
今なら、その3要素に加えてインターネットがライフラインになった感があるから、
衣食住ネットってところだろう。
まあ、このような現実が現代日本にあるってことは、そっから考えて、上の4要素がある安い誰も入居できる公営住宅が必要なわけじゃんね。確か、日本は公営住宅が先進国の中でも少ないで有名って話で、そこを拡充していく必要があるわけじゃん。
じゃないと、少子化もなくならないわ、犯罪が増えるわ、って未来は容易に見通せるわけだからさ。
特に、東京、大阪、名古屋、福岡、札幌みたいな人が集まる大都市にこそ必要だと思う。
だとするなら、身軽に安く、あるいは限界ギリギリの人が無料で入れるような公営住宅がいるって思うんだよね。
今、ギリギリな人は漫画喫茶、つまりネットカフェに住んでるわけじゃんね。
ネカフェの基本構造は一人がギリギリ寝れるスペースとインターネット、あと共用のシャワーやトイレと、暖房などの空調設備って感じ。
こう考えれば、必要な公営住宅のスタイルは簡素なもので良いってことになる。
家具を備え付けた狭い部屋が一人一部屋、共用のトイレにシャワールーム、インターネットがきでる部屋、共用のキッチンがあれば尚良い。そこに電気ガス光熱のインフラはあらかじめ備えておく。
こんな感じの住居が必要とされてるんだよ。今の時代。
こういう公営住宅をまず作ることが、日本の少子化や経済を良くする、一つの案だと思うけどね。
どうであろうかね。■