最近、美醜についての漫画や作品が多いように感じる。
例えば下のリンクの、XOYで連載されている漫画「私は整形美人」とか、
漫画家、岡崎京子氏の原作を映画化した「ヘルタースケルター」など、がそれである。
両作品とも醜い容姿の主人公が整形手術により美しい容姿を手に入れ、
外見が変わったことにより、如実に、他者の反応が好意的に変化していく、
というプロセスが描かれる。
このような作品が、リアリティが持つ、という事は、我々が美しい容姿を持つ人間に、強い価値を見出すことを意味する。
人間、中身が大事だよ、、、と子供時代から学校で教育を受けるが、
それはそれで、ある意味、真実なのでは、あるけれど、
思春期になり恋愛市場に放り込まれると、嫌が上でも、我々は気がつく。
中身が大事だよ、って言われても、綺麗な男女がモテるではないか? と。
現実は、事実という匕首を我々に突きつける。
こう考えていくと、容姿が個人に与える心理的影響力というものは無視できない。
美しい外見を持つものは幼少時から賞賛を浴びるから、当然、自分に自信を持つであろう。
そして、自信があることにより、いろいろな物事に対し積極的にチャレンジできる。
チャレンジする回数が多ければ多いほど、成功体験が多くなっていく。
人生って、なかなかに残酷だよな。はーーーー。■