景気が回復している、と一般的には言われている。
確かに一部の大企業は調子が良いようだけれど、
全体的にみると、いまいちだし、個人レベルの所得は低下の一途という感じだ。
つまり、アベノミクスは、あまり上手くいってない。
その原因は、構造改革ができていないため、規制でがんじがらめで、
日本企業が身動きとれないため。
そう思うのだけれど、根本的に日本企業が上手く言っていない最大の原因は、
日本企業自身にあるんじゃないかと思うのだ。
だって欧米の企業みたいに、通年性の中途採用中心の採用システムにすればいいのに
終身雇用制度を堅持しちゃってて、いまだ年功序列のシステムを変えようとしない。
それに社員旅行とか、長時間労働とか、意味不明な精神論ばっかで女工哀史かよ、って感じで、労働生産性をまるっきり考えていない。
意地でも従来のシステムを維持しようっ! って感じだ。
だってさ、日本にある外国の企業は、日本の法律が適用されているのに
通年採用をできているし、男尊女卑の企業カルチャーもない。
ようは、日本の法律がどーとかではなくて、
単純に日本企業の経営の仕方が、マズイってだけなのだ。
実際、斜陽だったシャープは経営者が外国人に変わったら、
V字回復した。ならば、やっぱ日本人の経営が、めっちゃマズイって事が、
日本企業の全体的な不調の原因なのだ。
政治が悪い、アベノミクスが悪い、
だから、日本経済が回らない、、、、そうじゃない。
結局、日本企業の経営者の経営思想が根本的に間違っているのだ。
間違っているにも関わらず、変えらんない。
そこに大きな変化ができんなら、ずっと日本の経済は下火のままなんだと
思ったりした。◾️