日本企業をみていて、
あるいは日本企業の経営者をみていて、
個人的に率直に疑問に思うのが、
なぜ、欧米の労働の仕方を素直に真似できないのか?
なんだよね。
例えば、ドイツの労働環境を本やらで読むと
長期の休日があって、短い時間で効率的に成果を上げているわけだよね?
明らかに、日本の労働の仕方より優れているわけじゃん。
何がネックで、素直に真似できんのやろ? って考えて行くと、
高度経済成長期に、長時間労働、終身雇用のようなシステムで、
大きな結果を出したから、という所に行き着くと思うんだよね。
大きな成功体験があって、だから、そこから変われない、
昔、成功したのだから、今も正しいはずだ、ということ。
だけど、これが根本的に違うって思うんだよね。
外部環境、時代によって、常に正解は変化して行くんだよ。
つまり、正解は、変わる。
日本が、明治維新のとき、欧米の真似をして、近代化することによって、
アジアで頭一歩、突き抜けれたのは、
変化を恐れず、時代にあったシステムを作り上げたからだよね。
中国や東南アジアと違って、敏感に時代の風を察知して、やり方を変えたから、
当時の欧米の植民地にならないですんだわけじゃんね?
だから、正解というのは、常に変わっているのだから、
変えないで、昔のままにしておくと不正解になっちゃうんだよ。
で、不正解の日本の従来の労働システムに拘るから、
その不正解の考えから、発想を続けるから、常に間違いを続けてしまう。
もう、自分たちの、やり方は間違っている、って素直に認める時期だよ。
結果が、出ていないんだからさ。
で、間違っているだのから、欧米をば参考にして、直して、
結果の出るようなシステムに、変えていくしかないじゃんね。
止まって、昔は、そうだったから、って言っていても詮方ない。
結果が出ない方法にこだわっていても、
しゃーないっすわね。◾️