近年、AI(人工知能)が、
人間の仕事を奪う、あるいは、
人間を滅ぼして、生態系のトップに立つ、
なんて、話が、ボツボツ出始めている。
そこで今回は、AIと人間の違い、について考えてみたい。
個人的に、AIと人間が大きく異なる点は、
柔軟性だと思う。
AIっていうのは、プログラミングで、できているわけで、
基本的に、同じ動作、あるいは同じ作業しかできない。
プログラムだから、
同じ作業を正確に、疲れる事なくこなす。
広大なネットの海から、ビッグデータを引っ張り出し、
参照し、効率的かつ合理的な戦略をたてる。
逆に人間が行う作業は、
不正確で、ミスも多い、が、しかし、その反面、
ミスから、新しい何か、が生まれてくる場合もある。
人間の作業には不確実性のカオスがある。
そう考えていくと、
人間が行うべき作業というのは、
何か新しいもの、方向性を、考えて生み出す作業に
なっていき、
実行はAIが行うようになっていく。
そういう風になっていくのかもしれない。
AIについては、本当に未知数だ。
人間のような感情すらもプログラミングできうるかもしれないし、
逆に、
言われているほどAIが使えない、なんてことも、あるかもしれないし。
例えば、タクシーがAIで無人で全自動化したら、
便利だとは思うのだけれど、
反面、そのような技術が本当に可能なのか? という疑問も起こる。
フジテレビで放送されていた
サイコパスというアニメがあって、
人工知能が、政治を行う、という話があるのだけど、
このアニメだと、結論的には、人間味のない人工知能には
政治は不可能で、
不確実性のある人間の方が政治に向いている、
という方向性だったけれど、
これも難しいところだよね。
機械と人間、どう共存していくのか、
興味深い。
着地点は、どこになるのであろうか?◾️