The Catcher in the Rye

日記です。無断転載、無断引用、オーケーです。

マスコミの構造的問題。

最近、TV局の記者がセクハラ被害の音源データを週刊誌に流したニュースがあった。


ここで、ちょいと日本のマスコミ構造の特殊性について言及したい。


日本のマスコミの最大の特徴は、やっぱり記者クラブ制度にある。記者クラブという組織に入らないと政府関係には取材できない。


欧米には、そんな会員制組織、いうなればギルドは存在しない。


特殊ギルドが何で形成されるかというと、情報を独占すれば、当然、ギルド会員しか、その仕事ができないために、独占的に商売できる。


だから、ギルドはギルドを守る。


そいで記者クラブというギルドが何が問題かというと、ギルド利権を政府とマスコミ、この場合のマスコミっていうのは新聞とTV、ラジオで、が癒着してまう、って所。政府はギルドに独占利権を与える代わりに、政府が認めた情報しか書けない、という圧力を、かけれる。


昔、薬害エイズ事件ってのがあった。製薬会社が加熱処理をせず薬を販売したためエイズが、薬を服用した人に広まってしまったという事件があった。


で、製薬会社には官僚が天下りしているっていう構図があって、記者クラブ、つまりギルド内のマスコミは、その情報を掴んでいても記事にできなかったんだよね。


ようは政府から、記事にしてはダメって圧力があり、ギルドはギルド利権を維持するために忖度し、報道を自粛したわけ。


でも、日本には、このギルドに属していないマスコミがある。それが雑誌メディアで、ギルドの記者は、書けないけど、どうしても世に出したい情報は、雑誌に流し、世に流布する。


そういう補完関係が形成されているってわけだ。


今回のセクハラデータが雑誌に流されたのも構造的に同じでギルドで書けないから、雑誌に流した、というわけだ。


なんでも、そうだけど排他的な独占的なルートを形成するっていうは商売の基本で、そこを握っている組織はそのルートを意地でも手放さない。飯の種だからね。


政府は情報を管理できる、マスコミは情報独占できるから大儲けできる。損するのは国民だけ。


この長年、続いてるギルドを無くさないと、どーにもなんない部分が日本のマスコミ構造にある。


まあ、でもインドのカースト制みたいなもんで、なかなか無くせないんだよね。こーいうのは。▪️