The Catcher in the Rye

日記です。無断転載、無断引用、オーケーです。

小説「彼女が好きなのはホモであって僕ではない」の感想。。。

小説投稿サイト・カクヨムに投稿されている「彼女が好きなのはホモであって僕ではない」という小説が強烈に面白かった。

 

kakuyomu.jp

 

主人公は、同性愛者の安藤純という高校生で、ある日、BL好きのクラスメイトの女子、三浦紗枝が、新宿で、BL本を購入している場面に出くわし、仲良くなり、その結果、繰り広げる恋愛ストーリーなのであるが、まあ、ね、紆余曲折あって、読んでてハラハラ、ドキドキしてしまった。

 

この話の中で、印象に残ったのは、主人公の純は、同性愛者である自分の性質を受け入れらていない、という部分。彼は、普通でありたい、と望んで生きてる。

 

彼の言う普通とは、学校をでて、会社に就職して、結婚して、子供を作り、やがて、自分の子供が孫を生み、死んでいく、というものだ。

 

その「普通」になれないために、もがき苦しむ。

 

しかし、よくよくと考えてみれば、別に同性愛者じゃなくても、結婚しない人も、子供を作らない人もいるわけだ。また、就職にしても、会社員にならないで、フリーランスの人とか、いろんな職業の形態がある。

 

つまり、普通などというものは、実際は無いのではなかろうか? と感じたのだ。

 

普通という枠、ステレオタイプ、別に、そこから逸脱しても、自分なりの普通、自分なりの価値観を軸に生きればそれでいいのではないか? と思った。

 

もっと言ってしまえば、普通、なんてものは、無いんだと思うんだよね。

 

なんにせよ、この小説は、ほんとに素晴らしい。いろんな人に読んでほしいと思いましたよ。■