The Catcher in the Rye

日記です。無断転載、無断引用、オーケーです。

ドラマ「ヒューマンズ」の感想。

HULUでアメリカのTVドラマ「ヒューマンズ」を視聴した。

これが、かなり面白かったので感想を書きたい。

 

www.happyon.jp

 

 

内容はSFもので、舞台は近未来のロンドン。

その時代には、アンドロイド、つまり人型のロボットが普及していて、

工場労働や、農場の肉体労働、あるいは、売春宿なども、アンドロイドが人の代わりに作業をしている世界。

 

外見的には、アンドロイドは完全に人のソレで、電動式でスマホみたいに充電が行われる。

 

行動はAIで、感情は無い。だけれども、ある日、家政婦をしていた美しい外見を持つアンドロイド、アニータは、シンギュラリティ(技術的特異点)をこえて、感情をもち、自律行動を開始するのであった、、、、。

 

こう書くと、ありがちな設定のドラマに思えるかもしれないけれど、いろいろ面白かった。

 

まず外見が、アンドロイドは人工物なので自由にできるので、イケメンや美女が自由に作れる。

 

で、主人公のアジア系美女型のアンドロイドは家政婦をやっているのだけれど、外見が完全に人だから、その家族のお父さんんや息子さんは、デレデレしちゃうし、お母さんは、それに対して嫉妬して、まあ、大変ってなことになる。

 

また、イケメン型のアンドロイドが、家政夫をしている家庭も出てくるのであるが、

この家庭はお母さんが肉体的な障害をもっているので、介護を主にイケメンのアンドロイドがするのだけれど、こっちはこっちで、お母さんがアンドロイドにメロメロになっちゃって、また大変。仕事で忙しいお父さんが、障害のある妻のためにアンドロイドを導入したのに、嫉妬で苦しむことになって、なんのこっちゃ? みたいな展開になる。

 

また、興味深かったのは、売春街が出てくるのだけれど、そこの娼婦も、アンドロイドなんだよね。人間のお客さんが、ロボットの、わがままバディの美人アンドロイド相手に腰を振る。

 

この売春街で作業している、ロシア系の外見をもつ美しいアンドロイドもシンギュラリティを超える。そんな、ある日、変態プレイを要求する中年男性の客がやってくる。

 

しかし、そのプレイを拒否してしまい、客のおじさんは激昂するのだけれど、アンドロイドは基本的に強い設定なので、おじさんを逆に殺してしまい、まあ、大変、みたいなことになっていく。   

 

完全なる人型のアンドロイドが生身の人間に与える性的な魅力の効果がドラマ内で思考実験されていて、とても興味深い。

 

我々、人は外見に恋に落ちるのか、心に恋に落ちるのか、そんな命題をもつきつけれるのだ。

 

また、知能や身体能力が人間より優れているアンドロイドが、自我に目覚めた時、どうなるのか? これもまた、面白い。

 

アンドロイドは人間に攻撃できないようプログラミングのされているが、ある日、アンドロイドは自我を持ち気がつくのだ。

 

我々は人より、優秀なのではないのか? であれば、我々、アンドロイドこそ、人の上に君臨すべきではないのか? と。

 

こうなってくると、人VSアンドロイドのドロ沼の戦いが始まっていく。

 

また、この世界では、アンドロイドが、ありとあらゆる人間の仕事を奪っていく。医者、弁護士、肉体労働、売春婦、それに対し、仕事を奪われた人間の反感。これも、また興味深い。

 

AIが仕事を奪うという話は、よくされているけれど、ドラマ内で、その状況をも描かれているわけだ。フィクションなのだけれど、案外、遠く無い未来、似たようなことが起きうるのかもしれない、って感じた。

 

AIやアンドロイドみたいな技術に関心のある人は、HULUで見てみるのも良いかもしれない。おもしろいよ!■