The Catcher in the Rye

日記です。無断転載、無断引用、オーケーです。

東京ばっかに人口が集まる理由。

ネットの掲示板をみていたら、

なんで東京ばっかに人口が集まるんだろ?

地方だって、良い場所いっぱいあるのに、、、というトピックがたっていた。

 

日本の人口は約1億2000万人。そして、関東の人口が4000万人。

実に人口の1/3が関東に集中している。

そして東京の人口が900万人。

 

こうして見ていくと、日本の人口の大部分が関東、特に東京に集中していることがわかる。

 

それに比して、地方は、どんどん人口が減少しており、同時に若い人が、関東に流出している。

 

この原因が何か? というと、単純に地方には仕事がないからで、若者は、働かないと食っていけない、でも地方には仕事がないってなると「じゃあ、東京さ、行くべ」となってしまうわけだ。

 

シンプルな理由なんだよね。

 

そして、なんで、関東、特に東京に仕事が集まるか? ここが重要になってくる。

人が引き寄せられる理由である仕事が何故ゆえ関東に集中するのか?

 

例えば欧米をみていても、これほど一つの地域に人口が集中している国は、ないわけで、どういう部分が、欧米圏の国々と日本で異なるのか? と。

 

この違いは、欧米圏は地方分権体制というシステムで動いており、日本は中央集権体制というシステムで動いている、という違いがあるからなんだよね。

 

欧米は地方が国と同等程の権限を有してる。例えば、地方でえた税金は地方で使う。自主独立した小さな国々の集合体の上に国家がドンと君臨しているというイメージ。

 

他方、日本は、地方に権限が少ない。税金にしたって、一度、国家に全部預けて、それから、地方交付税という形で再分配される。また、地方の権限が弱いから、地方独自の法律や教育体制を作れない。国家に権限を抑えられているから、自由になんもできない。

 

であるから、権限の集まる関東に人口が極端に集中していくわけだ。

 

だから、欧米みたいに全国土にまんべんなく、人口が散らばる感じにしたいなら、

あるいは、日本の地方が若者の人口流出を防いだり、企業を地方に引っ張っていきたいなら、欧米圏のそれのように地方分権国家にしないとダメだということになる。

 

ようは、地方で独自に、国から独立して、徴税できて法律を作れる権限を、国家から、ぶん取ってこないとあかんってこと。

 

これを理解してたのが、元大阪知事の橋下徹さんだと思うのだよね、しきりに、地方分権! 地方分権! と訴えていたじゃんね。日本を道州制にしよう! って言っていたアレ。

 

結局、橋下さんは、選挙に負けて引退してしまったけれど、彼がしたかった事は、国の権限、権力を地方にぶん取ってきて、地方を復活させたい、て事だった。

 

でも、権限や権力というのは、中央の官僚や政治家にとっては命みたいなもんだし、美味しい思いができる武器だから、それを奪おう、っていうのは大変な作業で、なかなか困難だったんだろうね。

 

まあ、こういう構造が日本にはあって、それゆえに仕事が関東に集中し、結果、東京に人口が集中していくというわけだ。

 

この権力が関東に集中している状況を引っくり返せない限り、地方が復活することもないし、日本の経済が復活することは厳しいって思う。

 

地方というのは人間でいえば手や足みたいな末端組織で、その末端が、今、壊死していっているわけじゃんね。

 

そこが壊死してもうたら、いくら脳や心臓が動いていても、体全体が死んでしまうよね。▪️