The Catcher in the Rye

日記です。毎週、日曜日更新の予定です。無断転載、無断引用、オーケーです。

日本の少子化解決には保育園がカギな理由。

最近は共働きの家庭が若い夫婦に増えている。その原因としては、やはり若年層の賃金が日本は低いので、共働きでないと生活できない、という部分が大きいと思う。旦那の給料が月に20万だとしても、嫁の給料が月に20万あれば、合計で40万となり、生活ができるというわけだ。

 

さらに、日本企業は終身雇用が崩れてきているので、昇給していく見込みもないし、日本企業の大多数を占める中小企業は倒産やリストラも多い。つまり、実質的には「終身雇用」ではないけれど、若い人は給料が安く、日本企業特有の長時間労働やらパワハラ、セクハラ、サービス残業という状態なわけだ。

 

他方、欧米企業は、終身雇用ではない、つまり突然のリストラがある反面、中途採用があるし、若い人も給料が高く労働環境も良い。そう考えていくと、今の日本は、欧米のように突然のリストラがある上に、中途採用もなく、長時間労働パワハラで労働環境も悪いということになる。

 

つまり、日本企業は欧米型の転職社会の悪いところと、日本の終身雇用社会の悪いところ、が合わさっていて、考えうる最悪の状況なわけで、そりゃ自殺も増えますわ、という状況なのだ。

 

で、このような最低最悪の労働環境で、共働きをしている日本の夫婦は、長時間労働パワハラ、セクハラで普段はヘロヘロなわけで、欧米圏と違って、どうしても子供がいれば、子育てできないので子育てを外注するしかない。

 

ご両親が近くに住んでいて、子供を任せられる家庭もあろうが、多くの夫婦は、そんな都合よく近場に親もいないだろうし、そうなってくると、保育園がないと日本の子育ては成り立たない。さらに、小さな子供を持つ若い夫婦は、給料が低いので、経済的な余裕がないため、無料に近い値段の保育園が少子化を解決するめには必須になってくる。

 

欧米では保育園が整備されている国が少ないというけれど、日本とは前提条件の労働環境があまりに違うので、少子化をなんとかするなら国が無料で24時間使えるような保育園を作っていくしない。

 

今の自民党政権や野党に、終身雇用制を廃止して、日本の労働環境を良くする能力はないわけで、だったら、今の酷い労働環境の枠の中で、できることをしていくしかないのだ。■