The Catcher in the Rye

日記です。毎週、日曜日更新の予定です。無断転載、無断引用、オーケーです。

大学に行く時代は終わった。

今年の大卒や高卒の新卒の就職率が

非常に良い、だから今の世代は運が良い、氷河期世代は就職できなくて悲惨だったんだぞ! という話をよく耳にする。

 

だが果たしてそう単純に氷河期世代は運が悪く、今の新卒は運がいいのだろうか?

 

まあ、確かに新卒で就職できれば良いというのは間違いないだろうけど、長い目でみれば、会社の倒産やら、日本企業は長時間労働で薄給の会社も多いし、過労死なんかも、しばしば起こる。近年の電通の自殺事件なんか代表的な例だし。また意に沿わない転勤も多い。

 

そして、日本は終身雇用制度で動いているので、一度入った会社を辞めて中途採用となると、なかなか就職先が無い。その上に35歳をこえてしまうと本当に就職が無くなってくる。

 

リストラや倒産、自分の性格や価値観に合わない会社だった、ブラック企業だっと無理な転勤をさせられるという状況は往々にして起こる。そういった時に終身雇用制度のため再就職先が無いというのは恐るべきリスクだ。だから、就職できたからラッキーという単純なものではない。

 

そう考えていくと本質的に重要なのは、いかに会社を移動可能な専門的なスキルを身につけられるか? になってくる。例えば看護師の専門学校を出て看護師になれば、自分に合わない職場環境の病院に就職してしまったら別の病院に転職できるし、中高年になっても、スキルがあるので再就職も容易だ。特に女性の場合、一般企業に就職すると妊娠・出産で解雇になる場合が、殆どで、そうなると再就職できず薄給のコンビニのパートぐらいしか仕事がなくなる、という状況をスキルがあれば回避できる。

 

だから、氷河期世代だから、今の売り手市場の世代だから、ラッキーだアンラッキーだ、という事では無く、運不運を分けるのは、いかに移動可能なスキルを身につけるかにかかってくる。

 

だから、漠然と大学や高校を出て特別なスキルを身につけず就職してしまう、というのは危うい選択なのだ。運良く就職できた、としてもね。だから、早稲田や東大みたいに偏差値の高い大学に行けば良いなんて時代じゃない。無名の大学だろうと、専門学校だろうと、専門的なスキルを身につけるというのが今の時代重要なのだ。看護師の専門学校とかプログラムの専門学校、大学の看護学部や情報学部に行く、ということが重要なのだ。それこそがラッキーな人生を送る今の選択だ。

 

そう考えると馬鹿高い学費を払って大学に行く時代は終わったのだ。自分の目指す専門性を、専門学校でも、無名大学でも、どこかに弟子入りするでも、何か特別なスキルを身につけることこそが大事なのだ。

 

ただ漠然と大学に行く時代は終わったのだ。◾️