The Catcher in the Rye

日記です。毎週、日曜日更新の予定です。無断転載、無断引用、オーケーです。

貧困と格差と、情けは人のためならず。

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最近、よく格差問題や貧困問題が、

ネットやメディアで論じられている。

 

格差問題でいえば、

上位数パーセントの人の収入が

全労働者の収入と、同じ値になっているだとか、

貧困問題でいえば、

NHKの番組で話題になっていたけど、

母子家庭の高校生が、

進学を断念しなくてはいけない、とか

そういう話。

 

そして、私は格差問題については、大きな問題は

無いと思うんだよね。

別に数億円、数兆円稼ぐような人がいても、

すごいなー、頑張ってんだなー、とか、

あるいは、

世襲の財産がある人も、

とんだラッキーマンだね、と思うぐらいだ。

 

もちろん、妬ましい気持ちもあるが、

妬んでも仕方ないしな、という諦めの境地というか、

それほど気にはならない。

 

だが、しかし、だ。

事が、貧困問題になると、話は180度変わってくる。

 

お金がありすぎる分に関しては問題ないけど、

なさすぎるっていう状況は、

生活できなかったり、

貧困からの犯罪で社会が混乱したり、

あるいは、若い女の子なら、

意にそぐわない形で、売春をせざるを得ない、とか、

悲惨な状況が、

その貧困の個だけでなく、社会全体に波及して、

飲み込んでいく。

 

だから、こそ、貧困は、どうにか堰き止めないといけない問題なのだ。

 

よく、富裕層な方で、貧困問題なんか

どうでもいい、自分さえ良ければいいって語ってる意見を見るけれど、

大きな間違いだよ。

その社会に生きる全てのメンバーに降りかかってくる、

貧困問題は、その社会のメンバーならば

誰も無関係ではいられない種類の問題なのだ。

 

だからこそ、貧困問題については、

富裕層の人間も、シビアに自分の問題として考えるべきだ。

 

例えば、

欧州なんか見ていると、

学費が大学まで無料であったり、

医療費が完全に無料であったりする。

 

これは、欧州は格差は許容しているけど、

貧困は許容できない問題だというスタンスの表出だよね。

貧乏で教育や医療を受けれないのはマズイ、と欧州は考えているわけだ。

 

そういう風に、

貧困問題を考えていくのが重要なんだと思う。

人間は貧すれば鈍する、

追い詰められた人間が増えれば、社会は回らなくなる、

だから、

社会のメンバーを追い詰めないような、

貧困層に対するケアは、コミュニティの維持のために絶対的に必要なのだ。

 

昔の人は言いました。

情けは人のためならず、と。■