The Catcher in the Rye

日記です。毎週、日曜日更新の予定です。無断転載、無断引用、オーケーです。

家政婦の家政婦は誰がするのか?

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ツイッターで保育園関連のツイートを見ていると、

主に海外に住んでいる人を中心に、ベビーシッターや家政婦を雇えばいいのでは

なかろうか? という意見が見受けられる。

 

確かに、そうだな、と思うよね。

富裕層なら、月に20万なら、20万払って、欧米のように家政婦さんを雇って、

子育てを任せ、そして自分は仕事に行けばいいのだ。

 

最近、不倫スキャンダル関連で、ギャーギャー世間からバッシングされている、

乙武夫婦も、子育てが大変で家庭に不協和音が流れてしまった的な事をおっしゃって

おられたが、お金持ちそうだし、家政婦さんを上手く取り入れれば良かったのでは

なかろうか? とかく、日本人は子育ては自分の手で、みたいな部分があるので考え方を変えて、人にお金を払って任せるのも手ではなかろうか? と思ったのだ。

 

だが、しかし、だ。ここで、ふと思ったのだ。

 

家政婦なりシッターなりの家庭は、どのように子育てをしているのだろうか? と。

当然ながら、家政婦をする人の家は裕福ではなかろう。

そういう家庭の子供はどうなってしまうのだろう? と思いを馳せてしまったのだ。

 

欧米圏では、こういう低賃金で誰もやりたがらない仕事を、移民に任せていると

聞く。じゃあ、移民のいない日本はどうすれば良いのだろう?

クラスメイトの母親が、自分のウチの家政婦という事になるのだろうか?

自分の母親が、クラスメイトのシッターをするのだろうか?

それで、社会は上手く回るのであろうか? 甚だ疑問だぞ。

 

欧米圏では、最近、アイシスのテロが頻発している。

その構成員を見ていくと、欧米圏の貧困層が中核をしめているようだ。

つまり、欧米社会で貧しいポジションに置かれた者たちがいて、その鬱屈が、アイシスという巨大な悪魔を形成し、その悪魔が回り回って、欧米圏でテロをしているわけだ。

 

我々は、競争社会の資本主義というシステムの中で生きている。

そこでは、綺羅星のような勝者に注目が集まるが、背景には、多数の敗北者がいる。その敗北者に、もう少し、目を向けなかれば、結局、社会そのものが、危険になり、日常生活すら、難しい空間になってしまう。

 

富裕層やエリートが、家政婦を雇用するのは良かろう。

だが、その先の、家政婦の家の生活に思いをはせる事も、また重要ではなかろうか?

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